畝 家 の 食 卓
| 鰻 |
Straight Furrow の掲示板をリニューアルして間もなく、土用には少し早い時期でしたが、蛍さんの次のクイズから、鰻話が盛り上がりました! 私の住まいします県は、あることの東西の境目なのだそうです。そのある事とは何でしょう。食べ物に関係しますし、その食べ物をどうにかするのです。 【蛍】 「うなぎは東西で開き方が違う」では? 武士の多い関東では、ハラ開きを嫌って背開きに、上方ではそんなん気にしないので、ハラ開きだと。あと、関東は開いてすぐに焼くのではなく、一度蒸して身をやらかくしますが、関西はすぐに焼くので、食感がやはり異なるそうです。開き方と焼き方が異なると、味も少し変わってくるようです。 ゆいさ〜ん、その通りです。静岡の開き方は色々のようですが、東と西は「背開き」「腹開き」完全に統一されているそうです。焼き方や汁物の味は現代では西の人も東のひともあちこち住んでいますので、住んでいる人の口に会うように少しは混じっているようですが、開き方は昔のままのようです。 関東にはウナギを専門に裂く包丁がありますよ。ここのお寺さんの参道はうなぎやさんがいっぱい!!白焼きして蒸してから再び焼くんですよぉ〜じゅる〜〜〜関東のウナギは、裂いてから、身を半分にして串をうち焼く、次にそれを蒸す、さらに焼きながらたれをつける、また焼く、これを数回。皆様、最初から蒸してから焼くのが関東版とおっしゃいますが・・・焼く→蒸す→焼くのが、江戸前だとおもいますが・・・適当な油が落ちて なおいっそう 香ばしく焼き上がるのが・・・とうなぎやさんからも教わりましたが・・・。 そういえば。長野:松本にうなぎを笹巻きにしたお土産をいただきました。また食べたいなーー。 【E/F】 お能のお稽古日で、なぜか合間の話題がうなぎやったんですよ〜(だめだ、京ことばが伝染ってる〜)蒸したのが好きか、こんがり焼けたのが好きか、で盛り上がりました♪軍配はこんがりの関西風。何せ名古屋は「ひつまぶし」といってこんがり焼けたうなぎを太目の細切りにしてご飯にタレごと混ぜて2杯食べ、最後の3杯目はわけぎ・わさび・白ごまのっけてアツアツのおダシをかけて食するのが名物ですからね〜♪京男のお師匠さんも大ファンで、結構食べ歩いているらしいです。実はうなぎが苦手なはなはなも「ひつまぶし」は大好物で、どうしても食べたくて2時間待ったこともあります〜♪(絶対「蓬莱軒」のが好き!) ああなるほど!関西の理由を書いてなかったんですよね!そりゃ合理的だから、に決まってるじゃないですか〜!ハッハッハ! 【ゆい】 そのとおり!関西の腹開きは、頭をつけて焼くのに便利、下処理でおなかの中身を出すのに便利、肉厚の背から串を打つのに便利…と、腹開きのほうが万事合理的だから、だそうです。武家の町と商人・町人の町、それらしい理由ですよね。 【はなはな】 そうか、関西では、鰻もお頭つきなんですね。背開きでは頭は落とさざるをえないですし・・・それにしても、アジやサバについては腹開きを気にしなかったんでしょうか? 【たまこ】 関東のは頭、ついてないのですか!!知らなかったです!いつも送ってもらうのは、頭付き、肝付きなので・・・。でも頭食べないですけれど・・・山形では主人の実家のワンコにあげてました。今日実家に電話して、早速うなぎ、頼んじゃいました!!わ〜い!これでまむし丼が食える・・・ウヒヒ!! 【ゆい】
ひつまぶしって名古屋にいかなくても、食べられるんですよ!もちろん本場のにはかないませんけど。冷凍食品がでてるんです、「全農」から。鰻の分量も多くておいしかったです。うちの叔母は会社に直接電話して20袋位取り寄せたんです。ただ、あんまり置いてるスーパーが多くないんですよね。私は加入してる生協で購入しました。(わっ所帯くさいなあ) 【小式部】 そうそう、「ひつまぶし」は商標登録されてるらしいですよ。名古屋では、店によっては最後のお茶漬けはお番茶で、というところもありますよ。私は昆布とかつおのお出し汁のが良いけど…。自宅でもやってみたのですがなかなか上手くできないですねぇ。こんど松坂屋で「蓬莱軒」のうなぎを買って来ようかな♪ 昨日の夕刊タブロイドに、笹握りの事が書いてあったのですが、そこに「ウナギをタレごとご飯に混ぜて笹の葉に包む。」という笹握り飯が、食中毒に勝つ握り飯として紹介されていました。包んで少し時間を置くと、笹のよき香りがにじむようです。「おひつまぶし」の進歩したもの? 【ふみきり】 ふみきりさんがお書きの「うなぎ飯の笹握り」、これも冷凍でてるんですよ。「うなぎ笹ちまき」という名で「いしの屋」というメーカーです。やはり生協でたまに取り扱ってます。レンジでチンするだけで笹の香がぷうんとして美味ですよ。親戚にも大好評で先週もまとめ買いしました。大きなスーパーや冷凍食品の宅配などで取り扱っているのでは。 【小式部】 今、佐伯泰英さんの「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズ(双葉文庫)を読んでおります。主人公の磐音は訳あって脱藩した素浪人なんですが、うなぎを扱うのが得意という、ちょっと変わった所もあります。で、うなぎの背開きをしたり得意の剣の腕を活かしたりしながら、密かに藩のために働く…という展開なのですが、確か最初の話にうなぎの開き方の東西差の話が出ていたような。 【真名】 ウナギも万葉時代から滋養によいものとされていて、大伴家持が詠んでます。 ところで先日の土用の話題で、「かわせみ」に登場する「鰻」も調べてみました。これまた結構な数登場しています。当時、鰻って高級料理じゃなかったんでしょうか。東吾さんなんてほんとしょっちゅう鰻食べてますよ。麻生の殿様は鰻が好物だし、決め手はやっぱり源さんのこの一言かな。 「金波楼の姉妹」で、最後に麻生家の家族の人数分の鰻をおごる羽目になっていました。(あれって、宗太郎さんにカケで負けたことになるのでしょうか?) |
| き び が ら 染 め の お 赤 飯 |
では、ゆい様のレシピから・・・ 材料(4人分) 餅米・・・480グラム(約カップ3) @ 小豆にたっぷりの水を加えて火にかける。渋切りとあく取り(沸騰した湯を捨てること)をして、また7倍の水を加えて八分目ほどの固さに(完全に柔らかくしない)ゆでる。ゆであがったらざるに取り、ぬれぶきんを掛けておく。ゆで汁は取っておく。 こんな感じです。きびがら汁が違うだけで、あとは普通のお赤飯炊くのとほとんど同じです。 京都市西京区の和菓子屋さん中村軒では、お祝い事のためのお赤飯の注文を受け付けて、きびがら染めのお赤飯を作っているそうで、HPにきびがらの写真も載っています。 |
| 「ひゆたらり」 と 「陀羅尼助」 |
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「ひゆたらり」 ―「八丁堀の湯屋」収録― より 「ひゆたらりとは、なにか意味がございますので・・・」 「長生きは 粗食・正食ひゆたらり 勝手次第に 御屁めされよ」
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耳嚢に出てくる「ひゆたらり」の部分を抜粋してみました。
「ひゆたらり」は「日湯・陀羅尼」、なるほど・・・「陀羅尼」といえば、こんなのもありました。 「大川の河童」 ―「鬼の面」収録― より
なんで「陀羅尼」が薬の名前になっているんだろうと思ったら、薬草を煮詰める時に陀羅尼を唱えて祈りをこめたとか、坊さんたちが修行で「陀羅尼」を唱えているときに、眠気覚ましにこの薬を使ったなどの由来があるそうですね。
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| ぬあんと!
母親が高野山のお土産で買って参りましたが・・・。
真っ黒い錠剤で、ちょっと黒光りして・・・。 もう賞味期限(薬はこんないいかたはしませんよね・・)は切れているようですが・・袋ごとどこかにあったような気がします。 【ヒロチャン】 「陀羅尼助」はオウバク(黄檗)を主成分とする胃腸薬です。オウバクをドロドロになるまで煮詰め、そのエキスを竹の皮にのばしたもの。もともとは板状の薬で、ちぎるか、はさみで切って一片を服用するという薬でした。
陀羅尼助、関西ではおなじみのお薬です〜!基本的には胃腸関係だと思うのですが、なんでも「陀羅尼助飲んどき」で済まされることが多かったです〜。
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